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SQFI メールの内容紹介

今回は3月8日にSQFIから届いたメールの内容を簡単に解説いたします。
該当メールは「FAO report: Safety should be reconciled with food aid
(FAOレポート:食糧支援においても安全性は必須)の件名で配信されたメールで、2022年3月8日03:22に配信されたものです。

FOOD SAFTY NEWS 2022.3.8

FAOレポート:食糧支援と安全の両立

最近のFAOの調査から、食糧支援時の食品の安全性を考慮することの重要性が明らかとなった。 「この調査は、食糧支援の受益者の健康を守る最良の方法を検討する上で、また食糧生産における地域の能力を強化する新たな方法を探求する上で極めて重要なものである」とFAOの食品安全責任者Markus Lippは述べている。
本文を読む: Food Safety News (3/4)

ハワイの農業がFDA監査と奮闘する理由

FDAは全国的な食品監査の再開を予定しており、ハワイの生産者にとっては悪影響となる可能性がある。彼らは地元でより多くの食料を栽培することで輸入への依存を減らそうとしており、すでに限られた労働力でほとんどの余裕も無く取り組んでいる。「食品安全強化法 (FSMA) の監査と認定基準を満たすのにかかる費用はわずかかもしれないが、彼らにとってはちがう」とハワイ農業局の常務理事である Brian Miyamoto は述べている。
本文を読む: Honolulu Civil Beat (3/7)

INNOVATION & TECHNOLOGY

新たな農法を取り入れる前に考慮すべきこと

Ste Tumba Capital の創設者兼 CEO の Stephanie Tumba によると「環境問題やESG問題 (環境・社会・企業統治に関する課題) への関心の高まりにより、企業は垂直農法や人口タンパク質、森林農業などの新農法を模索するようになった」という。また「ビジネスリーダーや投資家は、特定の作物の購入、栽培、維持のコストに注意し、新技術の収益性を理解し、農業スペースの利用可能性を検討する必要がある」とも言及している。
本文を読む: Forbes (tiered subscription model) (3/2)

自動化によってもたらされるコスト面・品質面のメリット

Revolutionized Magazine の編集長である Emily Newtonは、自動化ツールが食品および飲料業界の競争力を維持しながら、コストを削減し、製品の品質を向上させる方法を実例をもって示している。
Newton によると「今後数年間、需要が増加し続け、労働力不足が続くにつれて、パッケージングの自動化がより重要になるだろう」という。
本文を読む: Food Safety Tech (3/3)
 

SOLUTIONS & BEST PRACTICES

精密発行を使った食用天然着色料の生成

天然着色料メーカーであるイスラエルのスタートアップ企業 Phytolon は、Ginkgo Bioworks と提携し、精密発酵を使用して生産を進めている。 Phytolonは、黄色から紫色まであらゆる色を生成できる精密発酵により、特定の酵母菌株を使用してベタレインを生成できる特許取得済みのプロセスを開発した。
本文を読む: FoodNavigator(3/2)

農業廃棄物をプラスチックに変える Mi Terro が150万ドル調達

農業廃棄物をプラスチックの生分解性代替品に変えるスタートアップ企業である Mi Terro は、資金調達ラウンドで150万ドルを調達し、1,000万ドルの評価を得た。 創設者である Robert Luo によると「Tide Pods (洗濯洗剤) を思い浮かべてください。我々の製品は、マイクロプラスチックを含まないこと以外は、Tide Pods で使われているポリビニルアルコールと非常によく似ています」という。
本文を読む: TechCrunch (tiered subscription model) (3/3)

REGULATIONS & POLICY

FDA 特定の自主的リコールに関するガイダンスを提供

FDAは、自主的なリコールをタイムリーに始めるために企業が行うべき準備の概要を記したガイダンスを発表した。 生物学的製品、化粧品、デバイス、薬、食品、タバコがこの文書でカバーされている。
本文を読む: Regulatory Focus (3/3)

SQFI UPDATE

SQFプログラムを始める

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以上になります。
皆さんの興味のある記事や情報を見つけるきっかけになれば幸いです。