業界ニュース 5月 week 4
今週の気になった業界ニュースを簡単に紹介します。
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FOOD SAFTY NEWS 2022.6.1
食品業界において必須の食品安全慣行
食品業界は、食品偽装の防止や製品トレーサビリティの提供など食品の安全基準を今後のビジネスの重要な推進力と認識すべきであると、Food Innovation Australia Limited のイノベーション担当ゼネラルマネージャーである Barry McGookin 氏は主張している。「品質保証から運送・物流管理・保管・販売に至るまで、サプライチェーン内のすべての役割は、食品の安全性を確保する上で重要な役割を果たします」とMcGookin 氏は述べている。
本文を読む: Food Safety Magazine (5/24)
グアテマラ 汚染された貝を食べ4人死亡
グアテマラにて、麻痺性貝中毒の原因となる毒素サキシトキシンを高レベルで含む貝を食べたとして、3人の子供を含む4人が死亡した。 合計30人に症状が出ており、当局はムール貝、アサリ、カキなどの二枚貝を食べることに対して住民に警告した。
本文を読む: Food Safety News (5/24)
冷蔵庫の電源を切り子供が病気に 英国
Truro Food Bankによると、イギリスにおいて、電気代やその他の請求書の増加によりお金を節約する家庭が増え冷蔵庫の電源を切る対策などを行ったために、食中毒になる子供が増えている、という。 NGO The Trussell Trust の最高経営責任者である EmmaRevie 氏は、いくつかの家庭から、子供たちに食事を与えるために自分たちの食事を抜いたり、子供の宿題のためにインターネットにアクセスできるよう電化製品の電源を切っている、という報告を受けたという。
本文を読む: Food Safety News (5/20)
INNOVATION & TECHNOLOGY
食料生産者 空中散布機の需要アップを予見
National Agricultural Aviation Association によると、農薬および除草剤の空中散布の需要が2021年と比較して今年は順調に伸びている、という。 「空中散布機の需要は非常に高いため、NAAAは、可能な限り事前に農薬散布機での作業をスケジュールすることを強くお勧めします」とCEOのAndrew Moore 氏は述べている。
本文を読む:AgWeb (5/23)
REGULATION & POLICY
FDA フタル酸エステル類の全面禁止の請願を拒否
食品医薬品局は、食品包装においてすでに「中止」されている23の化合物を禁止したものの、食品包装に含まれるフタル酸エステルの全面禁止を求める3つの別々の申し立てを却下した。 他の9つの同様の化合物は、食品との接触が承認されたままである。
本文を読む: The Hill (5/19)
経済学者 食品の輸出規制が裏目に出ると予想
複数の国が、ロシアのウクライナ侵攻によって起きている商品の制約の中で、価格インフレを抑制し国内供給を強化しようと、小麦、トウモロコシ、砂糖、石油、アイスクリームなどの食品輸出を制限または禁止している。 しかしながら、経済学者によると、この動きは短期的な価格の緩和をもたらすだけであり、世界中の食糧不足とインフレを悪化させる可能性があると述べている。
本文を読む: The Wall Street Journal (5/25)
SQFI UPDATE
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