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食品の安全性と品質を確保しようとする企業にとって、外部から認証された食品安全・品質管理システムの導入は重要な課題となります。原料から製造過程・製品までの食品の安全と品質を確保することを目的とした国際認証規格であるSQFの認証取得により、一層の安全性と品質を確保することができます。

エフェクティブ・ナビ有限会社のコンサルティング・セミナー、SQF（安全で高品質な食品）システム実施トレーニングコースでは、SQFを認証取得するための認証レベルや必須要素の理解、SQFプラクティショナー技能教育を行っています。

SQFは認証レベルが3段階に分けられており、認証を取得する企業は認証レベルを選択することができます。

食品安全の基礎は基本的な食品安全の認証であり、新規・発展中の企業のためのエントリーレベルで、食品安全に関する基礎要素のみを対象としています。

食品安全プログラムは食品安全を対象とした食品安全システムで、HACCPに基づいた食品安全プランを実行します。製品と製造過程における食品安全リスクを分析し、危険な要素を除去し予防するための重要管理点を設定する必要があります。

食品品質プログラムは食品安全プログラムの認証を受けた製造所のみが対象となる品質システムであり、SQF品質システム要素の要求事項を満たす文書化と運用が必要となります。

SQF認証（食品安全プログラム）を取得するためには、SQFシステム要素の中で規定されている、必須要素と呼ばれる適用除外できない要求事項を満たす必要があります。SQFシステム要素の中の必須要素とされているのは、以下の23項目になります。

2.1.1	食品安全方針
2.1.2	マネジメント責任
2.1.3	マネジメントレビュー
2.1.4	苦情管理
2.2.1	食品安全マネジメントシステム
2.2.2	文書管理
2.2.3	記録
2.4.1	食品関連法規（規制）
2.4.2	適正製造規範
2.4.3	食品安全プラン
2.4.4	承認済みサプライヤープログラム
2.4.7	製品リリース
2.5.1	妥当性および有効性
2.5.2	検証活動
2.5.3	是正処置と予防処置
2.5.5	内部監査
2.6.1	製品の識別
2.6.2	製品トレース
2.6.3	製品の撤去とリコール
2.7.1	フードディフェンスプラン
2.8.1	食品製造のアレルゲンマネジメント（食品製造業者のみ必須）
2.8.2	ペットフード製造のアレルゲンマネジメント（ペットフード製造業者のみ必須）
2.9.2	トレーニングプログラム

SQFを認証・取得するためには、SQFプラクティショナーの任命が必須となっています。SQFプラクティショナーは、企業におけるSQF食品安全システムの開発・実施・維持を行います。そのためには、以下の要件を満たすSQFプラクティショナーが必要になります。

1. フルタイムで雇用されている会社従業員であること
2. SQFシステムマネジメントに対して責任を負うことができる役職であること
3. HACCPに基づくトレーニングコースを修了していること
4. HACCPに基づく食品安全プランを実施および維持する力量があること
5. SQF食品安全コードと、サイトの認証の対象範囲に関連するSQFシステムの実施および維持の要求事項を理解していること

SQF認証を取得するまでには、以下のような認証準備と認証プロセスが必要になります。

• SQF規定の入手
• SQFプラクティショナーの指定
• 認証レベルの選択
• SQF規定の文書化およびマネジメントシステムの運用
• 認証機関の選択
• SQF評価データベースへの登録
• 文書審査
• サイト審査
• 審査スコアの格付け
• 不適合に対する是正処置
• 認証授与

エフェクティブ・ナビ有限会社におけるSQFトレーニング・セミナーでは、SQF認証取得に義務付けられているSQFプラクティショナーへのトレーニングをはじめとして、SQF規定／審査／認証／マーク使用方法などコンサルティングや審査員としても必要な知識と要件が説明されます。

合格者には修了書が発行されます。SQFのコンサルティング・トレーニング・セミナーのことなら、エフェクティブ・ナビ有限会社にお問い合わせください。